選択範囲に入っているデータをクリアするコードの例です
このデータのA2からB3の範囲のデータをクリアする

↓

このようにA2からB3の範囲をクリアしたい場合は
コード.gs
function clear_range() { SpreadsheetApp.getActiveSheet().getRange("A2:B3").clear(); } |
と書いて実行するとクリアできます
おまけ
上の例では範囲を "A2:B3" のように決め打ちしていますが
「2行目以降のデータを全部消したい」
という場合は以下のようなコードでも実現できます
コード.gs
function clear_range() { var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet(); var start_row = 2; var start_col = 1; var last_row = sheet.getLastRow(); var last_col = sheet.getLastColumn(); var num_rows = (last_row - start_row) + 1; var num_cols = (last_col - start_col) + 1; var range = sheet.getRange(start_row, start_col, num_rows, num_cols); range.clear(); } |
意訳この処理は以下を実行する 現在開いているシートを取得して 範囲の先頭の行を指定して(例では2行目) 範囲の先頭の列を指定して(例では1列目) データが入っている最終行を取得して データが入っている最終列を取得して 対象の行数を取得して(開始行も行数に入れたいので+1) 対象の列数を取得して(開始列も列数に入れたいので+1) 範囲を決めて データをクリアする |
var start_row = 2;
で範囲の先頭行の番号を指定して
var start_col = 1;
で範囲の先頭列の番号を指定して
あとは範囲を自動計算してデータをクリアします
補足
データの入っている範囲をクリアしたい場合は
sheet.getDataRange().clear();