Apps Scriptリファレンス: Apps Script Reference |障害・課題追跡: IssueTracker |Google Workspace: Status Dashboard - Summary

2018年12月16日日曜日

PropertiesServiceを使ってスクリプトのプロパティにSecretKeyを保存しておく


スクリプトのプロパティの場所と保存・取得の方法について書きます
storageとしてデータの読み書きができるので便利です

ブログやGithub等でコードを公開するときにも
トークンなどの機密情報をコードにべた書きして消したり消し忘れたりなどを心配しなくてよくなります


スクリプトのプロパティを使ってみる

どこにあるかというとここにあります↓

ファイル > プロジェクトのプロパティを開きます


スクリプトのプロパティタブを開きます

「行を追加」してプロパティの名前(例ではtoken)と値(abc)を入れて「保存」します

どうやって取得するかというと
以下のコードで取得することができます↓


コード.gs
function get_token() {
  return PropertiesService.getScriptProperties().getProperty('token')
}
意訳
この機能がやること
スクリプトのプロパティからtokenを取得して返す



確認のためにログに出してみると

コード.gs
function run() {
  var token = get_token();
  Logger.log(token);
}

function get_token() {
  return PropertiesService.getScriptProperties().getProperty('token');
}

意訳
この機能がやること
get_token()から返ってきた値を
ログに出す


この機能がやること
スクリプトのプロパティからtokenを取得して返す




run()を実行した結果
保存した値がログに出ます



関連

PropertiesServiceにデータを保存して次回実行時に読み込む
ScriptPropertiesを読み書きしてみる


参考

Properties Service
https://developers.google.com/apps-script/reference/properties/

Latest post

Google Formsで記述式の質問に字数制限を設定したい

記述式の質問には「回答の検証」を設定することができます フォームの編集画面 右下の︙メニューで「回答の検証」を選択します 検証方法には「数値」「テキスト」「長さ」「正規表現」という種類があります 今回は字数制限したいので「長さ」を選びます 長さには「最大文字数」か「最小文字数」を...